austraLasia

vaclav2018.01.23 20:45

2018年1月20日、21日の週末、日本を訪れたサレジオ会韓国管区管区長、ステファノ・ヤン神父は、日本で有期派遣の宣教師として働くアンデレ・チャン神父の案内で、東京のサレジオ会支部のほとんどを訪れた。日曜日には、サレジオ会が司牧する三河島教会の韓国人共同体との有意義なひとときを過ごし、日本のサレジオ会の生活の喜びと困難を直接体験した。

 韓国の最初の宣教師たちは日本から光州に派遣され、現在、サレジオ学院高校として知られる使徒職を開始した。1954年から1972年まで韓国は日本管区の委任地区となった。1961年から1962年にかけ、最初の韓国人修練生が調布に送られ、晩年のチマッティ神父と出会い、初誓願を立てた(モーセ・キム修士とタデオ・パク神父)。今も多くの年配の会員が、“向こうの国”の仲間たちの思い出を大切にしている。

 その40年後、両管区の管区長が互いの管区を訪問したことにより、韓国と日本の交流が復活した。クレメンテ神父(当時の韓国管区長)が1997年に東京を訪れ、2000年には藤川神父(当時の日本管区長)がソウルを訪問、2002年以降、両管区の会員は、クインケニウムの集いを2年毎に、会場を韓国と日本、交互に開催している。

 アンデレ・チャン神父は2016年以降、日本に派遣された二人目の韓国人サレジオ会員。もう一人、セバスチャン・リ神父が2018年1月に、日本に遣わされるオベディエンツァ(修道者として目上か告げられ、従順のもとに受け入れる派遣先の辞令)を受けた(3年の有期派遣)。リ神父はまず、フィリピンで英語研修を行う。この間、日本と韓国のサレジアン・シスターズも宣教師の有期派遣について話し合いを始めている。

 多くのEAO諸管区の間には、言葉の上での、また地理的、歴史的な大きな隔たりがある。近くの管区との間に橋を築けること、特にほかの管区の会員を日本に迎えるのは、私たちにとって喜びである!

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